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ライダーロール rider roll

コルゲータの一部で、ダブルフェーサの糊付け部を通過する片面段ボールと、アプリケータロールの間隙を調整するロール。片面段ボールの振動を防止する役目も持つ。

ライトニップ方式 light nip

シングルフェーサの圧力ロールに補助ロールを付け、片段のロールへの巻き付けを多くとることによりプレスマークの減、共振点の減がはかりやすい。従来のシングルフェーサに比較して消音効果もある。

ライナ linerboard

段ボールの表裏、複両面及び複々両面段ボールの中ライナとして用いる原紙。用途により外装用ライナ、内装用ライナがある。

ラップアラウンドケーサ wrap around caser

打ち抜かれた段ボールブランクの上に包装対象品を機械的に集積し、それを包み込んで継ぎしろとフラップをホットメルト接着剤などで接合する機械。

ラップアラウンドケース wrap around case

抜き型によって段ボールにけい線・溝切りを施したボックスブランク。内容物を中に置いて折り曲げると箱の形となる。フラップと接合部の封かんは専用機を使って行う。

ラップロール lap roll

コルゲータの一部で、プレヒータ又はコンディショナなどの周囲にある、原紙の接触面積を調整するロール。

稜(りょう) edge

段ボール箱を組み立てた状態で、二つの面が交わる線。

両面段ボール single wall

片面段ボールの段頂にライナを貼り合わせた段ボール。シングルウォールともいう。

Rule 41(ルール41)

アメリカ内の貨物の輸送に際して、鉄道輸送業者が規定した輸送規定のなかの、段ボール箱及びソリッドファイバーボード箱に関する必要条件を定めた規則。貨物の自動車輸送に際して規定されているItem222に類似したもので、しばしばRule41/Item222と呼ばれる。

レジスタ register

印刷及びスロッタの位置を調整する装置。

ロータリースリッタースコアラ rotary slitter score

段ボールに断裁、けい線を入れる機械。コルゲータに付設したものと製箱用の単体のものがある。

ロータリースロッタ rotary slotter

クリーザと刃物を回転させて段ボールにけい線を入れ、溝切り加工をする機械。

ロータリーダイカッタ rotary die cutter

ダイカッタの一種で、わん曲した抜き型と円筒状の受けロールを回転させ、その間に段ボールを送り込んで打ち抜き加工を行う機械。ダイカッタ参照。

ロータリーシャ rotary shear

コルゲータの一部で、製造ロットを変更するときに、スリッタの前でシートを切り離すために使う回転式切断装置。

注記

外来語の語尾の長音符号(-er、-or、-ar)については、JIS Z 8301に準じて2音以下の場合には語尾に長音符号を付し、3音以上の場合には語尾に長音符号を付けないことを原則としたが、複合語の場合には段ボール業界で一般的に用いられている表現を採用した。
  • 表現をJISに準拠しているため、「中しん」は「中芯」と表記した。
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