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段ボールの包装試験

破裂、振動、落下。過酷な試験が丈夫さの証明です。
輸送包装を担う段ボールに失敗は許されません。その耐久性と品質を確認するために、強度や衝撃に関するさまざまな試験があります。

試験内容

①破裂強さ試験

段ボール原紙の破れにくさを測定します。
段ボール原紙の試験片を上から挟み、膨らませたゴム隔膜を試験片にあてて、破裂時圧力の最大値を破裂強さとして測定する試験方法です。

②圧縮強さ試験

(1)圧縮強さ試験方法-リングフラッシュ法
段ボール原紙のつぶれにくさを測定します。
段ボール原紙の試験片をリング状のアタッチメントにタテ向きに挿入し、一定の速さで上から力を加え、座屈した時の最大荷重を測定する試験方法です。
(2)圧縮試験方法-ショートスパン法
板紙を0.7mmのスパンで圧潰させて、圧縮強度を測定する方法であり、リングクラッシュ法に比べて曲げの影響が少なく、特に薄物原紙の測定に適しています。

③接着力試験

段ボールシートの剥がれにくさを測定します。
段ボールシートの中しんの段頂とライナの接着部の引きはがし抵抗値を検査する試験です。中しんの段底とライナの裏側に接するようにピンがいれられ、一定の速さで力を加えて接着部が剥がれたときの最大荷重を接着強さとして測定します。

④平面圧縮強さ試験

段ボールシートのつぶれにくさを測定します。
段ボールシートの試験片を水平に置き、上から一定の速さで力を加え、試験片の段がつぶれる直前の最大荷重を平面圧縮強さとして測定する試験です。

⑤垂直圧縮強さ試験

段ボールシートのつぶれにくさを測定します。
段ボールシートの試験片を垂直に置き、上から一定の速さで力を加え、試験片の段ボールシートが座屈した時の最大荷重を垂直圧縮強さとして測定する試験です。

⑥落下試験

段ボール箱の中身の保護性能を測定します。
試験対象となる容器を試験装置によって一定の高さからの落下させ、包装された内容物の保護性を測定する試験です。

⑦箱の圧縮強さ試験

段ボール箱のつぶれにくさを測定します。
試験対象となる段ボール箱を一定の速さで上部から箱が座屈するまで力を加え、圧縮荷重や圧縮量(変形量)、内容物の損傷の状態を測定する試験です。

⑧振動試験

段ボール箱の振動への耐久性を測定します。
内容物の入った段ボール箱に水平・垂直方向から振動を加え、振動に対する段ボール箱や内容品の耐振性を測定します。包装貨物が輸送過程で受ける振動を評価する試験です。

⑨けい線折り曲げ強さ試験

段ボールのけい線の曲がりにくさを検査します。
けい線の入った段ボールシートの試験片を上下からつかみ、一定の速さで下降させ、試験片のけい線部分が折れ曲がったときの最大荷重をけい線折り曲げ強さとして測定する試験です。

⑩滑り試験方法

段ボールシートや段ボール箱同士の滑りにくさを検査します。
検査機器の傾斜板に段ボールシート、もしくは段ボール箱を2つ重ねて置き、傾斜をつけて滑り始めたときの角度を滑り角度として測定する試験です。
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