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1961年~1990年段ボール産業の躍進

新幹線開通と東京オリンピック開催(1964年)、いざなぎ景気(1965〜1970年)と命名された高度経済成長により日本中がにぎわうなかで、段ボール需要は急激な発展を見せました。消費生活の向上にともなって、特にテレビや冷蔵庫など家庭電化製品の普及が伸びをリードし、段ボール生産量は1961年から1973年の13年間、1970年(9.4%)を除いて毎年2桁成長を続けました。

一方、段ボール需要が拡大するとともにユーザーニーズはますます多様になり、1959年から1966年にかけて、耐水段ボール、プレプリント、貼合機でのオンラインプリント、強化段ボール原紙、白ライナ、カットテープなどの開発が進められ、段ボール業界は、美粧段ボール、新形式箱、強化段ボール箱などの実用化競争、いわゆる「包装革命」に入りました。

1970年代の段ボール産業は、段ボールの製造機械においても国産の技術開発が急速に進み、欧米諸国と比肩しうるまでに成長しました。1970年の段ボール生産量は約48.2億m²、国民一人当たり46.1m²でした。
過熱景気のなかで増加を続けた段ボール生産量は、1973年後半に起きた第1次オイルショックによる経済情勢の激変を受け、1974年には前年比85.1%、1975年には前年比94.0%と初めてのマイナス成長となり、さらに、1979年に起きた第2次オイルショックにより、1980年には前年比97.2%、1981年には前年比97.0%と再びマイナス成長を記録しました。

しかし、日本経済の立ち直りとともに順調な伸びを回復し、1990年における段ボール生産量は123.4億m²、国民一人当たり99.8m²を記録しました。
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